当サイト管理者:一般財団法人福祉教育支援協会

​※当ページ下部にお申込みフォームがあります。

開催趣旨

障害者権利条約では、障害者の教育に関する権利を機会の均等を基礎として実現する観点から、障害者を包容する生涯学習の環境を確保することを締約国に求めている(24条)。これを踏まえ、誰もが相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、障害の有無等にかかわらず学びあえる場が広く整備されていく必要がある。
 

こうした問題意識に基づき、本コンファレンスでは、多様な人々が集い、対話・交流するシンポジウム及び分科会等を通じて、以下の目的の達成を目指す。


第一に、障害者の参加を妨げている社会的障壁や、その解消のための方法について理解を深める(障害理解の促進)。第二に、障害の有無にかかわらず必要な学びが得られる環境を整えるための工夫や考え方の共有を図る(障害者の学びの場の担い手の育成)。第三に、障害者本人の経験やニーズが源泉となるような新しい学びあいの場と豊かな関係性を地域社会に創り出す取組を推進する(障害者の生涯にわたる学びの場の拡大)。
 

プログラム

プログラム

■10:00-10:30

オープニング

■10:30-10:50

歌の披露

第一回「ココロの詩」作詞コンテストの最優秀作品賞の歌披露

※ココロの詩は障がいなどで生きづらさを抱えた方からの詩作品の募集コンテストです。

最優秀作品は大阪市の就労継続支援事業所に通う程島正幸さんの詩作品でした。

■11:00-12:15

シンポジウム<障害者発・新しい学びの提起-「健常者」中心の学びを超えて>
登壇者:津田英二氏(コーディネーター・神戸大学)、星加良司氏(東京大学)、牧野篤氏(東京大学)、

引地達也氏(シャローム大学校)

■12:30-13:50

ワークショップ

1.障害の社会モデルの疑似体験ブース:「バリアフル・レストラン」を考える

●コーディネーター:星加良司氏(東京大学)

車いすを利用する人が多数派の世界があったら…。そんな架空の世界のレストランを体験しながら、「障害」と「バリア」について考えます。
●定員:12名×2回 ●協力:公益財団法人日本ケアフィット共育機構

2.ヒューマンライブラリーへようこそ

人を「本」として貸し出す図書館に、遊びに来てみませんか。お好きな「本」を選んで、少人数で30分間の対話の時間を過ごすことができます。デンマーク発の、マイノリティへの先入観や偏見を低減するための実践であるヒューマンライブラリーを、ぜひご体験ください。

 

●コーディネーター:照山絢子氏(筑波大学)

 

 

3.みんなで歌って体を動かそう!音楽でつながる体感ワークショップ

優れたコミュニケーションツールである音楽を通じて、コミュニケーションにおける非言語情報の重要性と伝達力を体感するワークショップ。プロミュージシャンの歌声と演奏で直接感覚に訴える内容は、正に「知る」ではなく「わかる」学びの体験となっています。

●コーディネーター:ピアノコーラスグループ Psalm(サーム)

■14:00-16:00

分科会<共通テーマ:「つながる」からはじめよう>
1.社会教育が取り組む生涯学習支援

昭和30年代後半から、学校を卒業した障害者の学びの場として、各区市町村の教育委員会により、障害者青年学級が開設されてきました。本分科会では、世田谷区と国分寺市の事例報告から、障害者青年学級の現状を学ぶとともに、これからの社会教育における障害者の学習支援のあり方を考えます。

 

●コーディネーター:小林繁氏(明治大学)

 

2.「高等」教育におけるインクルージョン

特別支援学校専攻科、福祉型専攻科、高等教育機関が実施するオープンカレッジ、障害学生支援など、多様な形態で行われている中等後教育について、それらの実践が障害者の生涯学習に貢献できる可能性と、高等教育機関や地域社会に与える影響について議論します。

●コーディネーター:津田英二氏(神戸大学)

 

3.カフェを介した「共生の学び」の実践/兼松忠雄氏(全国喫茶コーナー交流会)

図書館やスキー場、貸し切り列車でのカフェを展開するお店、お店を飛び出し地域での音楽活動をするお店、40年近く青年たちが障害者と営むお店と、ユニークな「喫茶店」を展開する3事例を通して、カフェを通じた「共生の学び」の姿とその可能性について学ぶ場とします。

●コーディネーター:兼松忠雄氏(全国喫茶コーナー交流会)

 

4.エンパワーメントに向けた学びのアウトリーチ

特別支援学校を卒業した後も重度の障害者が自宅等で学べるよう、訪問学習の機会を提供する動きが広がりつつあります。本分科会では、前半に各事業所等の実践報告、後半は「重症心身障害児者の生涯学習への期待~本人の思い、家族の願い~」をテーマにそれぞれの立場で語ります。

●コーディネーター:下川和洋氏(地域ケアさぽーと研究所)

 


5.当事者研究がもたらす学び-仲間と共に自分の経験を言葉にする-/綾屋紗月氏(東京大学)

本分科会では、当事者研究を知らない人、当事者研究を少し知っているけれど現場への導入の仕方がわからない人、障害当事者の生涯学習のツールとして当事者研究を検討している人などを対象に「当事者が仲間と共に言葉を生み出すためのツール」としての当事者研究について説明し、事例として自閉スペクトラム症者と依存症者の当事者研究を紹介します。

 

●コーディネーター:綾屋紗月氏(東京大学)

※14:00-15:00

オプショナルツアー

東京大学散策ツアー

■16:15-17:15

クロージングセッション

<主催>文部科学省、一般財団法人福祉教育支援協会 <共催>東京大学大学院教育学研究科

お問合せ・お申込み

一般財団法人福祉教育支援協会
電話:04-2968-8875/FAX:04-2997-5181/URL:http://wess.or.jp/

​当イベントのお申込み受付は終了しました。