今年、順天堂大学に入学したスーパールーキーである吉岡大翔選手。
高校時代には、数々の高校記録を塗り替えてきた吉岡大翔選手の大学での活躍にも期待が高まります。
吉岡大翔線湯は、長野市立川中島中学校出身で、両親が陸上経験者という事もあり、幼少期からマラソン大会に出場する等、陸上競技に触れられる環境で育ってきました。
それは、吉岡大翔選手だけではなく、弟の吉岡斗真選手も同様で、吉岡大翔選手と同じ長野県佐久長聖高校で陸上をしています。
この記事では、今年最も活躍が期待されるスーパー1年生吉岡大翔選手の出身中学や陸上経歴、兄弟や両親についてまとめていこうと思います。
順天堂大学の出雲駅伝エントリーメンバーに選ばれ、3大駅伝デビューが期待される吉岡大翔選手に注目です。
第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走
— 順天堂大学陸上競技部(男子長距離ブロック) (@juntendo_ekiden) October 4, 2023
本学エントリー
三浦龍司(4年)
石井一希(4年)
浅井皓貴(3年)
海老澤憲伸(3年)
村尾雄己(2年)
森本喜道(2年)
荒牧琢登(1年)
後田築(1年)
大野聖登(1年)
吉岡大翔(1年)
10月9日13:05出雲大社前をスタートします。
ご声援よろしくお願いいたします。#順天堂大学
- 吉岡大翔 出身中学は?
- 吉岡大翔 兄弟も陸上選手?
- 吉岡大翔 両親は?
吉岡大翔の出身中学
吉岡大翔選手は、長野県にある長野市立川中島中学校出身です。
川中島と言えば、戦国時代に武田信玄と上杉謙信が何度も合戦を行った地として有名ですね!
川中島中学校の卒業生には、実業団チーム三井住友海上陸上部に所属し、名城大学時代には女子選手で大学ナンバーワンと言われていた小林成美選手や日本郵政グループ陸上部に所属する和田有菜選手といった駅伝界で有名な選手が多くおり、吉岡大翔選手もその一人と言えるようになるかと思います。
そんな、有名駅伝選手を輩出している陸上部に入部した吉岡大翔選手は、中学時代からトラックや駅伝で全国大会に出場する活躍をしていました。
長野市立川中島中学校
— 魂長聖 (@Go_Chosei) September 28, 2020
駅伝虎の穴中学
*和田有菜(川中島中)→長野東→名城大
2018杜の都駅伝1区区間賞
*小林成美(川中島中)→長野東→名城大
2019富士山女子駅伝6区区間賞
*越 陽汰(川中島中)→佐久長聖
2019全国高校駅伝2区区間賞
*吉岡大翔(川中島中)→佐久長聖
2020都道府県駅伝6区区間賞
吉岡大翔の経歴
ここでは、吉岡大翔選手の陸上経歴についてまとめていこうと思います。
吉岡大翔選手がどのようにして陸上競技を始める事になったか?高校までの成績や記録について見ていきましょう。
幼少期~小学生時代
陸上経験のある両親の元で育った吉岡大翔選手は、幼少期に両親と一緒に地元のマラソン大会に出場する等、幼少期から走ることに興味を持っていたようです。
小学生になってからも地元のマラソン大会にはよく参加していたようで、小学校4年生時には、竜の里須坂健康マラソン全国大会に出場し、全国大会というのも経験します。
この頃にはまだ、陸上クラブとかに所属して本格的に陸上競技をしていたわけではなく、両親と一緒にマラソンを楽しんでいたようです。
そんな吉岡大翔選手は、小学校6年生から本格的に陸上競技を始めます。
中学生時代
地元長野県にある長野市立川中島中学校に入学した吉岡大翔選手は、中学でも陸上競技を続けていきます。
小林成美選手や和田有菜選手といった女子駅伝でも活躍する有名選手が所属していた陸上部でレベルの高い指導を受けることが出来た吉岡大翔選手は、中学生時代から全国の舞台でも活躍するようになります。
中学時代には、全国中学校駅伝で2区を走り2位、全国都道府県駅伝では、長野県代表のメンバーにも選ばれ、中学生区間を走る等、駅伝の経験を積んでいっています。
そんな中学駅伝での活躍が見込まれ、地元長野県にある高校駅伝の超名門校佐久長聖高校に入学します。
【1位長野 吉岡大翔 区間新 2位兵庫 3位京都】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) January 19, 2020
第6中継所 6区から最終7区(大学生・社会人)へ#全国男子駅伝
総合テレビで生中継中!
NHK全国男子駅伝ホームページではライブストリーミングも実施中!https://t.co/X9Db6J1SWy#駅伝 #ひろしま駅伝 #天皇盃 #ふるさと pic.twitter.com/PX1lNDvLHP
高校生時代
地元長野県にある駅伝の超名門校佐久長聖高校に入学した吉岡大翔選手は、高校時代にも数多くの記録を更新し、素晴らしい活躍を見せました。
1年生の時から頭角を現していた吉岡大翔選手は、5000mでは高校1年生歴代最高タイムとなる13分50秒27というタイムを記録し、全国高校駅伝には4区で出場すると、1年生で区間賞を記録するという快挙を達成しました。
高校2年生の時には、またもや5000mで、高校2年生歴代最高タイムとなる13分31秒19というタイムを記録し、高校駅伝では、各チームのエース級の選手が出場する1区に抜擢され、ゴール直前に抜かれてしまったものの2年生で区間2位の記録でたすきを渡しました。
高校3年生時には、Uー20日本選手権5000mで優勝し、Uー20世界選手権へ5000mと3000mでの出場を決めました。
Uー20世界選手権では、5000mで7位入賞、3000mでは、決勝に残りながらも棄権となりました。
この大会を経験して、世界との差を痛感した吉岡大翔選手は、世界で戦っていくことを意識し始めます。
その後、5000mで高校歴代最高記録となる13分22秒99というタイムを記録し、高校3年間で各年代の歴代最高タイムを記録するという偉業を達成します。
そして迎えた最後となる全国高校駅伝では、世界との戦いを意識して、留学生が走れる区間である3区を走ることを志願して臨みました。
結果として、倉敷高校の留学生サムエル選手に抜かれはしましたが、区間2位の記録でタスキを渡し、世界と戦える手ごたえを得ることになります。
この時の中継をテレビで見ていましたが、留学生に負けない力強い走りをしていた記憶があります。
その後、全国都道府県駅伝の長野県代表にも選ばれ、区間新記録での区間賞を獲得し、高校での競技生活を終えた吉岡大翔選手は、駅伝協議の名門である順天堂大学に進学します。
進学理由は、東京オリンピック2020の3000m障害で入賞した憧れの選手である三浦龍司選手がいるからで、世界で対等に戦える先輩を追っての入学でした。
【#U20世界選手権】📸チームカメラ
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) August 1, 2022
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🇯🇵男子5000m 7位入賞💐#吉岡大翔(佐久長聖高等学校)
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初の国際大会で入賞‼️
共に戦った #佐藤圭汰 選手(駒澤大学)と検討を讃え合いました✨🤝
2名とも男子3000mにも出場予定🔥
引き続き応援よろしくお願いします📣
✅大会ページhttps://t.co/z8HqJUrjBe pic.twitter.com/fdIUAN3iVv
大学入学~現在
高校時代に数々の記録を更新してきた吉岡大翔選手は、佐久長聖高校を卒業後、大学駅伝界の名門である順天堂大学に進学します。
順天堂大学の4年生では、東京オリンピック2020の3000m障害で、入賞を果たした三浦龍司選手がいて、世界で戦うためにも憧れの先輩がいる大学を選択したようです。
大学に入学してからもコンスタントに5000mの協議会に参加し、13分台のタイムを維持しながら駅伝シーズンを迎えています。
そして、2023年10月9日に開催される大学3大駅伝初戦の出雲駅伝の最終エントリーメンバーにも選ばれました。
持ちタイム的には出場することが期待されますが、初の大学駅伝なので、肩の力を抜いてベストを尽くしてほしい所です。
吉岡大翔5000m13分22秒99衝撃の高校新!佐藤圭汰の記録約8秒更新、卒業後は三浦龍司の順大へ!
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 13, 2022
U20日本歴代でも佐藤(13分22秒91)に次いで2位、高校生初の13分30秒切り。これで高1、2、3歴代最高保持#吉岡大翔#スーパー日体大#スーパー高校新
|月陸Online https://t.co/BbZTnFjWkn
吉岡大翔の兄弟は陸上選手?
吉岡大翔選手には、弟が1人います。
名前が吉岡斗真選手で、吉岡大翔選手の1つ年下となり、同じ佐久長聖高校の陸上部に所属しているようです。
2022年度の全国高校駅伝のメンバーにエントリーされる等、兄に負けないぐらいの才能の持ち主のようです。
このまま順調に成長していくと、兄弟で箱根駅伝を走る姿が見られるかもしれません!
スペイン戦をテレビ観戦して、その勢いで朝から佐久長聖の練習に行ってきました。
— 加藤秀彬 (@kato_hide6) December 2, 2022
こちら、高校記録保持者の吉岡大翔選手(右)と弟の斗真選手(左)。
「身長負けてるんで、背伸びして良いですか(笑)」と兄。
すっごく仲が良さそうでした。 pic.twitter.com/FXP8VykEUP
吉岡大翔の父や母
吉岡大翔選手の両親に関する詳しい情報はありませんが、両親が陸上経験者であったという情報だけはあります!
吉岡大翔選手や弟である吉岡斗真選手は、幼少期から両親と一緒に地元のマラソン大会等に参加していたようで、両親も走ることが好きなのはわかります。
そんな、両親の元で育った吉岡大翔選手や弟の吉岡斗真選手は、自然と陸上競技の道に足を踏み入れることが出来たのでしょう!
日本の中長距離界で今後も活躍が見込まれる吉岡大翔選手は、両親のお陰でここまで成長できたと言っても間違いないと思います。
まとめ
ここまで、高校時代に数々の記録を更新し、順天堂大学に進学した期待のスーパールーキーである吉岡大翔選手の出身中学や経歴、兄弟や両親についてまとめて来ました。
幼少期から両親と共に地元のマラソン大会に出場してきた吉岡大翔選手は、小学校6年生から本格的に陸上競技を始めます。
地元長野県にある長野市立川中島中学校に進学した吉岡大翔選手は、女子中長距離界の若手有望選手である小林成美選手や和田有菜選手を輩出した陸上部に入部します。
中学生の時に、全国中学駅伝に出場したり、全国都道府県駅伝の長野県代表にえらばれたりと全国の舞台でも活躍する選手になってきました。
高校は、地元長野県の駅伝強豪校である佐久長聖高校に入学し、各学年の5000mの歴代記録を次々と塗り替えていき、高校生ながら、Uー20世界選手権に出場し、5000mでは7位入賞という素晴らしい成績を残しました。
この大会に出場し、世界との差を痛感した吉岡大翔選手は、世界と戦える選手になることを目標に、東京オリンピック2020で3000m障害入賞という快挙を達成した三浦龍司選手が在籍する順天堂大学に進学します。
順天堂大学進学後も夏場のトラックで順調に成果を上げ、大学3大駅伝初戦である出雲駅伝のエントリーメンバーに選ばれています。
今年の駅伝界注目のスーパールーキーである吉岡大翔選手の走りには、駅伝ファンは楽しみにしている事でしょう。
このまま怪我が無ければ、3大駅伝全てに参加することが期待される吉岡大翔選手には、期待以上の走りを見せて欲しいですね!
【#出雲駅伝 選手インタビュー】
— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) September 30, 2023
順天堂大学 吉岡大翔(1年)選手のインタビューです🎤
⬛️出雲駅伝⬛️
🔟月9⃣日(月・祝)午後1⃣時~生中継📺
🟢番組HP🟢
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- 吉岡大翔 地元長野県の長野市立川中島中学校出身
- 吉岡大翔 弟の吉岡斗真選手も佐久長聖高校の陸上部で、2022年の全国高校駅伝のメンバーにも選ばれている
- 吉岡大翔 両親に関する詳しい情報はありませんが、両親が共に陸上経験者で、吉岡大翔選手が陸上を始めるきっかけとなっている